「はじめに」
皆さんこんにちは！
ギタリスト、作曲家、インストラクターの山門 秀彰です！
僕のブログではギタリストや音楽が好きな方に向けた情報を発信していきたいと思います！
僕のブログを読むことで皆さんの音楽人生が少しでも楽しくなれば嬉しいです。
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この記事では超絶カントリーのギタリスト「Scotty Anderson」について詳しくお伝えしていきたいと思います。
「Scotty Andersonって誰？」
早速ですが、皆さんはギタリストの「Scotty Anderson」をご存知でしょうか？
おそらく知らない方が多いのではないかな思います。
試しにGoogle検索でScotty Andersonについて調べてみたら日本語で書かれた記事は１ページ目にしかありませんでした笑
僕の周りでも彼について話しているギタリストは全くいません。
僕もScottyのことを知ったのはここ数年ですが、彼のテクニック、演奏は凄まじく、日本でももっと有名になって欲しいですし、テクニカルなギタープレイが好きな方々にとってすごく刺激になると思ったので今回紹介させて頂く事にしました。
彼のことをざっくり説明すると、
「ウルトラハイパー超絶テクニカルカントリー/ジャズギタリスト」
です笑
抽象的な言葉を詰め込んだだけになってしまったので詳しく説明していきます。
「Scotty Andersonのプロフィール」
彼は１９５４年アメリカの「オハイオ州」出身。家族全員が音楽を演奏するような環境の中で育ったそうです。
5歳の時にギターを始め、ナッシュビルでプロフェッショナルとして活動していた叔父（Dillard Anderson）の影響を受けロカビリーやカントリーを練習して１４歳の頃からはChet Atkinsのソロスタイルギターにハマりテクニックをメキメキと身につけたそうです。
Scottyは叔父とChet Atkinsが最も影響を受けたギタリストとだと語っています。
そして１９歳の頃になるとクラブなどで演奏したりギターレッスンをする様になりました。
そして２０代になるとジャズギタリストのGeorge Bensonをコピーしたりダブルストップのテクニックを習得しさらにテクニックを深めていきました。
「Chet Atkinsスタイルのソロギター」「ロカビリー」「ジャズ」この３つが彼のプレイスタイルの主要な部分になっていると僕は感じました。
そして音楽活動を続け、CDと教則ビデオをリリースしつつ、
CAAS(Chet Atkins Appreciation Society)やNamm Showでの演奏、
アメリカのギター雑誌「Guitar One magazine」の２０００年3月号の記事 “America’s 10 Best Unknown Guitarists” （アメリカの知られざる１０人の最高のギタリスト）で紹介されるなど、
アメリカの中も「知る人ぞ知る超絶ギタリスト」という存在になったみたいです。
ディスコグラフィー
「CD」
１９８５年 “Sleight of Hand”
“2nd Time Around”
２００１年”Triple Stop”
２００３年 “Classic Scotty”
「教則DVD」
１９９１年“Red Hot Guitar”
「ライブDVD」
２００８年 Working Without a Net
個人的おすすめ、必聴ポイント
僕がScottyの事を知ったきっかけはこの動画です↓
僕はこの動画を初めてみた時物凄い衝撃を受けました。
テクニカルすぎてまるでサーカスを見ている時のように「おお！すげぇ！」って心の中で叫びっぱなしでした。
単音ですらすごく速く感じるテンポなのですがScottyは「ダブルストップ」という
「２つの音を同時に出して演奏する」テクニックで、あたかも２人でハーモニーを弾いているように聞こえますがScottyはこれを１人で弾いています。
彼の教則DVD「Hot Rod Guitar」で確認しましたが、
ピック+人差し指を同時にそれぞれ１本ずつ弦に当てて音を出しているようです。
そして時折３音同時に弾く「トリプルストップ」も駆使して弾いています。
超絶。。。
これが彼の必殺技ですね。
アコギでも全く同様に弾けちゃいます。
そしてジャズもえげつないです。
イントロのウォーキングベース+コード弾きでノックアウトされました。
カントリーのスタンダード曲、「Orange Blossom Special」でも弾きまくり。
フレーズのボキャブラリーも多いです。音数多いのですが速く弾いているだけでなく音楽的なフレーズを弾いているのでずっと聴いてられます。
そのほか、Sleight Of Hand収録のエルビスのカバー「Mystery Train」は強力です。教則DVDでも演奏していてかなりおすすめです。
そしてライブ映像↓
マスタークラス↓
最後に
この記事で「ウルトラハイパー超絶テクニカルカントリー/ジャズギタリスト」、Scotty Andersonの魅力が少しでも伝われば幸いです。
これからもこのような形で不定期ですが色んなギタリストを紹介していきたいと思いますのでぜひご覧いただければ幸いです。
最後に私事ですが、僕は２０２０年から本格的にカントリーを練習をし始め、翌年２０２１年の８月からサムピックを練習し始めました。
フラットピッカーからサムピッカーに転向するのはものすごく悩みましたが、最後に背中を押してくれたのがScotty Andersonでした。
まだまだ未熟ですがゆくゆくはカントリーの本場「ナッシュビル」でも通用するようなカントリープレイヤーになれるようこれからも精進していきます！
今回は以上となります。
ここまでご覧頂き有り難うございました！
また次のブログでお会いしましょう！
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参考記事、リンク
